ワイシャツの襟が黄ばんでる

ガンコなワイシャツの襟汚れ

ビジネスウェアの代表、ワイシャツ。

ピシッと糊が効いて、きちんとアイロンがかけられたシャツは、見た目も着心地もいいものです。

でも直接肌に触れる衣服の為、特に首元の襟の汚れはどうしても気になりますね。私も学生時代は親元を離れて一人暮らしをしていたので、洗濯は自分でしていました。アルバイトの関係上、ワイシャツの襟は特に気になっていたので、風呂に入った際に、お湯・洗剤・タワシの3点セットでゴシゴシやっていました。でもどうしてもスッキリは落ちないんですよね。この襟の汚れって。

当店でもワイシャツのこの襟汚れに関して、結構相談をいただきます。皆さん悩んでらっしゃるんですね。。

ワイシャツを洗う

●一般家庭の場合

アタック・アリエール等の粉末洗剤で常温(10℃~20℃前後)で洗う場合がほとんどだと思います。脱水後にスプレー等で糊付け、その後アイロン。ちなみにシャツ一枚のアイロンに何分かかりますか?私は学生時代20分以上かかっていました。生産性悪すぎ!

●当店の場合

①まず「業務用の粉石けん」と「酸素系漂白剤」を使います。
粉石けんで洗うので、蛍光増白剤も香料も使用していません。ご安心ください。

②水温は60℃です。ほぼ熱湯ですね。そこまで温度を上げないと襟垢は簡単には落ちないのです。
それに漂白剤も作用しません。

③1回目のすすぎに「クエン酸」を入れます。
漂白剤の成分が残留しないようにする為、鉄分を分解させる為、2つの効果があります。

④2回のすすぎのあとに「糊付け」です。化学的に作られた「合成糊」を使う店もありますが、当店では昔ながらのトウモロコシなどのデンプンから作った「天然糊」です。肌のデリケートな方にも安心して着てもらうためであり、河川や海洋をなるべく汚染させないためです。ちなみに天然糊は水で溶いて、一旦沸騰させないと糊になりません。多少手間がかかるのです。

蛇足ですが、ワイシャツのアイロンがけにかかる時間は1枚5~8分です。

結論!

クリーニング業者と同じ洗い方を、一般家庭で行うのは無理ということが解ってもらえたと思います。60℃の水温で洗うと市販の洗剤は分離するでしょうし、洗濯機も傷むと思います。ちなみに同じシャツを洗わずに複数回着用する場合、2回着用までなら通常のクリーニングでOKです。でも3回以上着用すると、別途しみ抜きしなければ落ちない汚れとなります。1枚のシャツにクリーニング代金+しみ抜き代まで払うのは経済的には全く合理的ではありませんし、何の節約にもなりません。参考までに。

●「キレイを優先したい方」

信頼できるクリーニング業者にお任せください。クリーニング代金はかかりますが、スッキリとした白さを維持できます。

●「節約を優先したい方」

家庭での洗濯になります。常温で洗うので襟や袖口の汚れは完全には落ちず、蓄積されていくことになります。クリーニング代は節約できますが時間と手間がかかります。これは受け入れるより仕方がありません。

●「折衷案」

毎回クリーニングに出す予算がない、でも黄ばんだ襟は嫌だ。そのような場合は、今回は家庭での洗濯、次回はクリーニング業者での洗濯、と交互に併用してみてはいかがでしょう?中途半端は否めませんが、汚れの蓄積はかなり回避できます。

シャツ類のお手入れ料金

◎ワイシャツハンガー仕上げ:180円  (※外注です。プレス機での機械仕上げなのでこの料金。色柄物もOK。さらに使用済みハンガーは1本10円で買い取りしているので、実質は170円!お得です)

◎ワイシャツ手仕上げ:340円  (当店で洗い、国家資格クリーニング師による手仕上げです)

◎ワイシャツ糊なし:450円  (肌触りを重視する方に)

◎ワイシャツ・ダブルカフス:450円

◎色柄シャツ:450円

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