家で洗ったシャツが色移りした
①よくある色移り
白いシャツと赤いTシャツを一緒に洗ったら、白シャツがピンクに染まった(泣)。
これは誰もが一度は経験することです。もちろん私も一人暮らしをしていた時、しっかりと経験しました。これを専門用語で「移染」と言います。
これは特に夏場によく発生します。なぜなら夏場は水道水の温度が上がるからです。そう、「色」も「汚れ」も温度が高いと落ちやすいのです。このことはぜひ覚えておいてください。
②色移りしたら?
移ってしまったものは悔やんでもしかたありません。
自己流でない、適切で合理的な対処をすれば大方解決できます。
でもここで皆さんがやってしまいがちなのは「漂白剤を入れて洗う」です。お気持ちはよくわかります。でも残念ながら「アウト」です。
ここでクイズです
●ブルージーンズを漂白したらホワイトジーンズができる
●喪服の黒ネクタイを漂白して、結婚式用の白いネクタイにしたい
できると思いますか?もちろんできません。好奇心旺盛の方は実験してみてください(私はやったことあります)
これでわかるように
●ピンクに染まったシャツを、漂白で白シャツに戻す
これは「ほぼできない」が正解です。汚れやシミは漂白剤を適切に使えば有効です。でも「移染」を漂白剤で解決するのは、一般家庭ではあきらめてください。「やるべきではない」と言っておきます。
当店での「移染」の除去
これには専用の洗剤を使います。市販はされていません。
具体的な方法は企業秘密ですが、これで移染の7~8割は落ちます。費用は「クリーニング料金+1000円~」になります。
1000円というのシャツ類の場合です。ジャケットなどは別途見積もりをだします。
大事なことは「自己流の処置をしない」ということです。自分で漂白などをした後に持ってこられると、解決の確率は確実に下がります。移染したら自分でいじらずスグに信用できる店にお持ちください。HPの「豆知識」を読んでいただくとわかりますが、当店では「家庭での適切な洗濯知識」の提供を大切にしています。でも「家庭でできること」と「専門店でしかできないこと」は全く別です。それがプロということです。「移染」の処置はプロの領域であるこはご理解ください。
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